#crosstalk育休取得者クロストーク

働きやすい環境づくりを進めているホームロジスティクスでは、男性・女性ともに多くの社員が育休を取得しています。今回は実際に育児休業を経験した3名の社員によるクロストークを開催。特別にニトリ赤羽店の家具売場をお借りし、ソファに座ってリラックスした雰囲気の中、ざっくばらんに語ってもらいました。
(聞き手:採用グループ)

※取材内容/所属部署・役職は2025年10月当時のものです。

member座談会参加メンバー

  • Y.S2016年入社
    経営戦略室を経て、2022年9月に産休・育休を取得。現在は名古屋営業所のチーフを務める。
  • K.T2017年入社
    国際物流部で海外出店のサポートなどを担当後、5カ月の育休を取得。現在は物流業務改革室に所属。
  • M.H2020年入社
    2023年2月〜2024年4月に産休・育休を取得。現在はリスク労務管理や社長秘書業務を担当。
chapter.01

不安は、
会社に相談して解消できる。

育休はどのくらい取得しましたか?
K.T

「子どもの首が据わるまでは一緒にいたい」と思い、5カ月間の育休を取りました。当時は国際物流部で海外出店案件を抱えていて非常に忙しく、しかも2名体制のチームだったのですが、上司は快く受け入れてくれました。ただ制度について知識がなく、収入はどうなるのか、復職後はどこに戻るのか、不安は多かったですね。

M.H

不安になる気持ち、分かります。私は新卒採用部への異動内示が出た直後に妊娠が分かって。「異動したばかりで迷惑をかけてしまうんじゃないか」とすごく不安でした。でも所属長が開口一番「おめでとう!」と言ってくださって、すごく安心できたんです。産休・育休は合わせて1年2ヶ月取得しました。

Y.S

いいですね。私はHさんよりも少し長めに産休・育休を取得しました。里帰り出産をしたんですが、当時はコロナ禍で入院の2週間前には地元に戻っていなければならず。会社に事情を伝えて、有給を使って予定より早く休みに入りました。また、復職時期もちょうど夫の名古屋転勤が重なってしまって。準備などの関係で、少し休みを延長して、落ち着いたタイミングで復職しました。

休暇に入るにあたって、何か不安はありましたか?
K.T

休暇中よりも復職後の働き方に不安がありましたね。当時の国際物流部は海外出張が頻繁にあって、半年間マレーシアに滞在したこともありました。だから「復帰後は国内の仕事に携わりたい」と相談したんです。結果的に、復帰後は物流業務改革室に異動させてもらいました。

Y.S

私も復帰後の働き方は悩みました。私はホームロジ3期入社で、当時はまだ同じくらいの年次で育休を取得した人がいなくて。だから人事労務部にいろいろ相談していました。あと最近は、ニトリグループで“ママたちの井戸端会議”というコミュニティができましたよね。定期的に交流があって、子育ての悩みはもちろん、オススメのニトリ家具を教えてくれたりもします。

K.T

やっぱり「会社に相談して不安を解消する」って共通していますよね。私も人事労務部に制度や手続きのことを何度も確認しました。不安を抱えたままじゃ育休を楽しめないですから。

chapter.02

自分の時間を工夫して
リフレッシュ

育休中はどのように過ごしていましたか?
K.T

私は「常に今が一番しんどい」と思っていました(笑)。抱っこの仕方、お風呂の入れ方、生活リズムの作り方、すべてが初めてで…。そこで導入したのが、私が名付けた“家庭内半日有給制度”。たとえば午前は私が担当、午後は妻に任せることで、互いに半日の休息を確保しました。おかげで気持ちを立て直すことができました。

Y.S

私も同じようなこともしていました!新しい生活リズムに慣れるまでが一番大変だったんですが、夫も育休を取っていたので、日中は夫、夜は私が担当と役割を分担。お互いの睡眠時間を確保できました。夫が復職してからは定期的に実家に帰ったり、同じ時期に出産した高校時代の友人と会ったりして、気分転換を意識していました。Hさんは育休中どう過ごしていましたか?

M.H

子育て未経験だから、少し肌が赤くなるだけでも心配になっていました。でも育休を取って良かったのは、子どものイベントにしっかり時間をかけられたことです。マンスリーフォトを撮ったり、バースデーケーキを手作りしたり。その時期にしかできないことを楽しめました。

K.T

子どもとの時間を満喫していたんですね。私は子どもと長く一緒に過ごせたからか、人見知りをされなかったのがうれしかったです(笑)。友人からは「仕事が忙しくて子どもに懐かれない…」なんて声を聞くこともあって。自分は恵まれているなと感じました。ところで、お二人は復職の準備ってどうしましたか?

M.H

私は会社に勤務地の相談をしました。当時は神奈川県に住んでいたので営業所も候補でしたが、最終的には慣れている仕事の方が早く感覚を取り戻せると考えて、元の部署に戻ることにしました。

Y.S

私は育休延長を決めたタイミングで、異動先や働き方を相談しました。保育園のお迎えがあるので、復職前に所属長と話し合い、早番シフトで時短勤務を選択しました。

chapter.03

復職後は効率意識高まった

復職後はすぐにペースを取り戻せましたか?
Y.S

仕事のペースをつかむまでに3カ月くらいはかかりました。当社は変化のスピードが速く、産休・育休前と状況が大きく変わっていました。また、保育園からの急な呼び出しもあります。でも営業所は子育て経験のある社員やパートさんが多く、協力してくれる雰囲気があり助かりました。

K.T

私も同じく3ヶ月くらい。新しい部署に異動したこともあり、慣れるまで時間がかかりましたね。でも育児と家事をこなしながら働くことで、仕事の成果を出すには“今やるべきことは何か”を常に考え、優先順位をつけて進める力が鍛えられました。結果的に、効率よく仕事を進める習慣が身についたと思います。

M.H

それ分かります。私は“時間内に終わらせる”ことを前提に、1日のスケジュールを組み立てています。子育て経験から“先を読む習慣”がついたので、効率的に動けるようになりました。早く家に帰って子どもと過ごしたい気持ちが原動力になっていますし、夫に感謝を伝える機会も増えました。

K.T

私も妻も仕事と育児を両立するために協力し合うことで、より家族の結束力が高まった気がします。

message

周りの支えがあるからこそ、
しっかり休めて、
安心して復職できる。

最後に、皆さんにメッセージをお願いします。

Y.S

出産・育児だけでなく、介護や病気などで長期休暇を取ることは誰にでも起こり得ます。ホームロジスティクスはそうした時にしっかり休めて、安心して復職できる会社です。

K.T

仕事が流れに乗って責任も増える時期と、出産が重なることは多いと思います。育休を取るかどうかは家庭の方針次第ですが、迷っているならぜひ取ってください。会社には代わりがいても、家庭には親の代わりはいません。

M.H

乳児期の子どもは、日々できることが増え、目に見えて成長していきます。その時期にしか味わえない瞬間を大切に楽しめたからこそ、今は仕事にも心から向き合えていると感じます。物流業界の働き方も日々変化しています。だからこそ“誰もが働きやすい未来”を、一緒に築いていきましょう。