WORK PLACE 01

現場主義

現場主義が育てる「コミュニケーション力」

M.T
K.N

「現場主義」で有名なニトリグループ。現場こそがお客様と接する最も重要な場であり、現場を知らずして良いサービスは提供できない、という考え方に基づいています。それはホームロジ社員も同様で、新入社員の配属先については、物流センター、通販発送センター、営業所(配送センター)、CSC(カスタマーサービスセンター)のいずれか。その業務内容は多岐に渡り、各拠点で彼らと共に働く仲間は雇用形態も年齢も様々で、コミュニケーションスキルが非常に重要となります。今回は、物流センターで働く新入社員の女性社員2名に、コミュニケーションに関する課題や活性化するための工夫について話を聞きました。

休憩時間の活用

学生から社会人となり環境が一変し、当初は配属先では右も左も分からず、ましてや現場の業務も全然分からず、どう質問していいかも分からないなど戸惑いも多かったです。そんな時、休憩時間に先輩社員やベテランのパートアルバイトさんと一緒に食事を取ることで、リラックスした雰囲気の中で、いつもより会話が弾むことに気づきました。今では、お昼休憩の会話の中でパートさんから出た意見や問題点などを改善活動に繋げたりしています。
拠点内にあるカフェテリアにはコンビニが併設されていて、社内・社外問わず多くの人が利用しています。コーヒーを飲みながら、落ち着いた雰囲気の中で話すことで、普段は聞けないような話も引き出すことができるんです。

バディ制度でモチベーションアップ

ホームロジには「バディ制度」という、新入社員1人に対して部署の先輩社員が1人ついて、現場教育や仕事のモチベーション維持向上を支えるための制度があります。業務内容を教えてもらったり質問に答えたりしてくれるのはもちろん、常に近い立場にいるからこそ親身に相談に乗ってくれるので、安心して自分の仕事に取り組むことができます。作業習得に限らず幅広い分野でフォローしてくれるのでとても助かります。

研修から学んだ質問力

コミュニケーションを円滑にはかるためのスキルを学ぶ実践型の研修もあります。その研修で学んだことが、普段コミュニケーションをはかる上で、役に立っています。例えば、会話の中で相手の本音を引き出すという課題があったのですが、実践練習をするとなぜか会話が続きませんでした。ほかの人を観察してみると、自分は傾聴に重点を置きすぎて、会話中に質問する回数が圧倒的に少ないことに気づきました。今では相手の話に積極的に質問を挟むことで、会話のキャッチボールが続くようになり、相手からより多くの話を引き出せるようになりました。
“知っているだけ”でなく、できるようになるのが特徴で、同期入社のメンバーからの学びや気づきを自分のスキルとして取り入れることで、お互いのスキルアップに繋がります。

遠慮無用の社内イベント

ホームロジではイベントや懇親会がたくさん用意されていて、年に一度の運動会を始め、風通しの良さも仕事をする上でモチベーションアップに繋がっています。入社前の内定者懇親会もそうですし、そのほかの社内イベントでも、社長はじめ経営陣が積極的に参加され、直接コミュニケーションを取ることができます。こういった機会がほか社よりも多いように思います。また、イベント後の懇親会では社長のプライベートの話なども遠慮なく聞くことができ、遠い存在を身近に感じることができます。他部署の方に話を聞く機会も、自分とは違う業務の話を聞くことができるので新鮮です。

多様化していくホームロジの制度

ホームロジの制度は環境に合わせてどんどんと変化しており、今回ご紹介したバディ制度やビジネススキル研修のほかにも、さまざまな取組みが実施されています。こういった制度やイベントを活用することがコミュニケーションをはかるきっかけとなり、新たなネットワークを作ることが結果的に自身のモチベーション向上に繋がります。また、制度やイベントの中には新入社員の提案が具現化したものもあり、良い内容であれば若い社員による提案の採用も可能。どんな会社へ入社しても、人間関係・コミュニケーションの課題はつきものですが、社員と会社が互いを補い合い、一緒に成長を遂げていく…そんな表現こそ、今のホームロジに似合っています。