WORK PLACE 04

海外視察

上海「2017CeMAT in Shanghai」

近年、世界中で通販市場が拡大しており、それに伴って物流への需要も大きくなっています。とりわけその傾向が強い中国・上海で17年11月に開催された「2017 CeMAT in Shanghai」という展示会には、主に通販物流を意識したマテハン機器(品物の積み上げ・積み降ろし・運搬などを行う専用機器)やシステムのメーカーが一同に会し、中国オリジナルのマテハン機器やヨーロッパ製品の改良版をはじめ、AGV(無人搬送車)や、自動仕分けや自動梱包をする機械などが展示されていました。
海外展示会アシスタントの社内公募で「2017 CeMAT in Shanghai」への参加権利を勝ち取った私たちの役目は、同行した技術開発のメンバーの通訳と海外の最先端の情報を社内の各部署に伝え、提案することでした。

10年後に女性管理職リーダーになる!

「2017 CeMAT in Shanghai」に参加して感じたこと、それは海外の最先端技術を取り入れることで、まだまだ作業の省力化をすることができ、「女性が働きやすい環境づくり」の実現を目指せるということです。私は、関西DCに在籍し、普段は業務のイレギュラー対応(電話対応)や、事務サービス作業を行っています。 今回、EC市場の拡大が顕著な中国の展示会に参加できると知り、今後物流業界がどうなっていくのかという好奇心と、ホームロジの現場作業への改善改革への望み、そして母国語を活かして海外で仕事をしてみたいという気持ちから「2017 CeMAT in Shanghai」に参加しました。
「2017 CeMAT in Shanghai」で目にした物流マテハン機器は、すでに実用化されているものが多く、ホームロジのデジタル化、物流の省力化はまだまだ進化できると改めて感じました。また、展示会の現場では、何を質問すればいいのか分からない状態でしたが、社長に同行させていただくことで、相手の本音を聞きだすヒアリングのポイントを学びました。「女性が働きやすい職場づくり」の実現のためにも、視野を広げて様々な情報を入手し、ホームロジのデジタル化を牽引していく存在になりたいと感じました。
現在は、拠点の担当として業務を行っていますが、3年後には管理職、5~7年後には、「女性の働き方改善改革に携われる」本部勤務、そして、10年後には女性管理職のお手本として活躍できることを目指しています。

H.Z

物流のイメージを変えたい!

海外セミナー公募を取り仕切るメンバーから1通のメールが届きました。
「CeMAT in Shanghai に参加してみませんか?」私は現在、横浜XDで現場作業の進捗管理業務を行っていますが、将来は物流システムの効率化につながる技術を開発したいと考えています。もっと自分の力を試してみたい、そんな思いで「2017 CeMAT in Shanghai」に参加しました。そして、この展示会で出会ったのがXilin社の電動ハンドリフト。私は、このマテハン機器を「男女問わず、働きやすい環境づくり」のために横浜DCに導入したいと思い、さっそく社内で提案しました。すると約4か月後の18年1月に、横浜DCと大阪DCに導入することになりました。
今回の「2017 CeMAT in Shanghai」で見えてきたホームロジの大きな課題は、各DCや営業所によって、運用ルールやマニュアルが統一化されておらず、最新技術のマテハン機器を導入できる環境が整っていないことです。今後は、マテハン機器導入により、物流システムの効率化を図り、『物流業界のイメージを変えたい』と考えています。そのためにも、現状の物流現場を把握し、技術開発のメンバーにアウトプットしていきたいと思います。そして、将来は私自身もその現状を変える一人になりたいと考えています。

D.U